2chまとめのまとめ速報

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太陽光・風力発電のコストが急速に低下、海外で単価3円を切る電力の契約も・・・

   

太陽光・風力発電のコストが急速に低下、海外で単価3円を切る電力の契約も・・・

1: 名無しのスコールさん 2017/04/07(金) 09:16:43.33 ID:CAP_USER
「もはや経済合理性の面からも、太陽光と風力が火力や原子力よりも優位になった」と指摘する。

導入量が急速に拡大したことに伴って、太陽光や風力で発電した電力の取引価格が一気に下がり始めている。
太陽光発電では1kWh(キロワット時)あたり3円を切る価格で売買が成立する事例も出てきた。
「2016年は太陽光と風力のコストが大幅に下がった年として記憶されるだろう」。

太陽光発電の導入量は2010年から加速がついて伸びている。
英国のエネルギー会社BPがまとめたデータによると、2015年の全世界の導入量は過去最大の5000万kW(キロワット)にのぼり、
累計では2億3000万kWに達した(図1)。前年からの増加率は28%の高い水準だ。

国別では中国の伸びが最も大きくて、1年間に1500万kW増えている。累計の導入量もドイツを抜いて世界のトップに立った(図2)。
日本が1200万kWの増加で中国に続く。「2016年には累計の導入量でも日本がドイツを抜いて第2位になるかもしれない」(コーベリエル氏)。

太陽光発電が世界各地で拡大する背景には、コストの大幅な低下がある。
米国の金融情報サービス会社Bloombergが調査・分析したレポートによると、太陽光発電モジュールの価格が2008年から急速に低下して80%も安くなっている(図3)。
2011年には1kWあたり1000ドル(約11万円)を切る水準まで下がった。

この結果、大規模なメガソーラーを安価に建設できるようになり、発電した電力の取引価格も急速に安くなっている。
コーベリエル氏は以下のような最新事例を挙げて、想定以上に太陽光発電のコストが下がっていることを示した。

ペルーでは2016年2月に144MW(メガワット)の太陽光発電の電力を1kWhあたり4.8セント(約5.3円)で契約
ドバイでは2016年5月に800MWの太陽光発電の電力を2.99セント/kWh(約3.3円)で契約
アブダビでは2016年9月に350MW超の太陽光発電の電力を2.42セント/kWh(約2.7円)で契約

洋上風力の電力も6円まで下がった

同様の状況は風力発電でも起こっている。特に洋上風力で発電した電力の価格低下が著しい。

デンマークの電力会社が2016年6月にオランダ沖の洋上風力発電の電力を1kWhあたり8セント(約9円)で契約
スウェーデンの電力会社が2016年9月にデンマーク沖の洋上風力発電の電力を6セント/kWh(約7円)で契約
同じスウェーデンの電力会社が2016年11月にデンマーク沖の600MWの洋上風力発電の電力を49.9ユーロ/1000kWh(約6円/kWh)で契約

これから日本でも導入量の拡大が期待できる洋上風力発電の電力が、石炭火力を下回る価格で取り引きされている。
「すでにヨーロッパでは洋上風力発電が最も安い電源の1つになっている」(コーベリエル氏)。

陸上を含めて風力発電の導入量は2015年に大幅に伸びた。
GWEC(世界風力エネルギー協議会)の統計によると、2015年に全世界で6300万kWにのぼる風力発電の導入量があり、累計では4億3300万kWに達した(図4)。
太陽光発電と比べて2倍近い規模の導入量になっている。前年からの伸び率は23%と高い水準だ。

風力発電では中国の導入量が圧倒的に多く、2015年末の累積導入量は1億4500万kWに拡大した(図5)。米国やドイツでも着実に増えている。
「ドイツは面積が小さい国にもかかわらず、2015年は過去最大の導入量を記録した」(同)。
このほかにインドの伸びが大きく、累積導入量でスペインを抜いて世界の第4位に躍進している。

発電コストの低下も急速に進んでいる。Bloombergの調査・分析によると、2009年から2015年のあいだに陸上風力の発電コストが半減した(図6)。
1kWhあたりのコストは8.3セント(約9円)まで下がって、石炭火力と同程度になり、天然ガス火力よりも安くなっている。

(続きはサイトで)

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1612/12/news025.html

引用元:

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