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【北海道】小学校の女性教諭殺害、37歳男に懲役20年の求刑…「殺害した5月3日はゴミの日で彼女にぴったりな日 やりきった達成感があった」

   

1: ばーど ★ 2023/12/13(水) 12:36:37.61 ID:1XpabGfX9
5月上旬、北海道東部の釧路町のアパートで、かつて交際していた小学校教諭の女性(当時39歳)を殺害した罪などに問われている37歳の男の裁判…13日午前、検察は「犯行は計画的、極めて強固な殺意に基づく危険極まりないもの」などとして、懲役20年を求刑しました。

釧路市愛国東の元介護士、藤山功至(こうじ)被告37歳は、5月3日、かつて交際していた小学校教諭の女性Aさん(当時39歳)の自宅アパートに合鍵で侵入し、Aさんの胸などを包丁2本で何度も刺し、殺害した罪などに問われています。

12日午前から釧路地裁ですすめられている裁判員裁判では、被害者特定事項秘匿制度により、女性教諭は匿名にされています。

冒頭陳述で、検察は下記のように経緯などを明らかにし、計画性、被害結果の重大性などから「刑を軽くする事情はあるのか」などと厳しく指摘。

これに対して弁護人は、事実関係については争う点がないとしながらも、犯行を後悔、自ら通報し、自首していることを理由に情状酌量を求めました。

藤山被告も起訴内容について「間違いありません」と認める一方、被告人質問では「5月3日は語呂合わせで“ごみの日”になるので、Aさんにぴったりの日だと思った。(殺すという選択肢以外は)なかった。(殺害後は)やりきった感と達成感があった」などと身勝手な主張。

その後、遺族に伝えたいこととを問われると、一転して「Aさんの命と未来を奪ってしまったことについて申し訳なく思う。どれだけの量刑が課せられるかはわかりませんが、一生かけて償います」などと述べていました。

こうして迎えた13日午前の公判で、検察は「犯行は計画的、極めて強固な殺意に基づく危険極まりないもので、殺害される理由がなかった一人娘を失った両親の悲しみ、憔悴感、喪失感は多大」などとして、懲役20年を求刑しました。

<検察が冒頭陳述などで指摘した経緯など>

・婚活イベントで知り合い、2021年11月から交際
・Aさんのクレジットカードで約20万円分、勝手にゲーム課金に使い込むなどして関係解消
・Aさん、被告、被告の母親の3人で話し合い、月々2万7000円ずつ返済で合意
・ことし3月~4月、頻繁にAさんに電話、LINEで連絡
・返済終了後、Aさんは母親に「今後一切、関わらないことなどを誓約させる」内容の念書を渡す
・母親から受け取った被告は、破り捨てる
・Aさんを逆恨みした上「他人にとられるくらいなら、殺そう」と決意

・事前に3回の下見、4回目に留守を知ると、包丁、合鍵、手袋を用意してアパートへ
・合鍵は交際中、無断で複製していたもの
・2本の包丁は、刃渡り14.4センチと16.5センチ
・侵入後、寝室のクローゼットに潜む
・Aさんの帰宅後、飛び出して犯行

・Aさんの死因は出血死
・胸や首などの傷は10か所以上
・一部は骨まで達する
・合鍵をAさん宅の近くの川に捨てて逃走
・Aさんの携帯電話を持ち帰り、連絡を取り合っていた相手をチェック
・包丁で首を切り、自殺を図るも、痛みに耐えかねて断念
・自ら「人を刺した」などと通報、逮捕

・交際解消から犯行までの間、別の女性2人に対するストーカー行為でも警告

 公判では12日、藤山被告の母親も証言に立ち、藤山被告の使い込みを返済するため、面識ができたAさんについて「頭も良くて優しい人、自分よりも他人を優先できる人。全額返済後『困ったことがあったら、連絡してくれていい』とも言ってくれた」と悼む一方、藤山被告に対しては「手紙をもらったが、自分のことばかりで反省がなく、失望した。今後は関わりたくない」と述べていました。

 判決は、15日に言い渡されます。

HBCニュース北海道 2023年12月13日(水) 10:34
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