娘亡くした父親「何てことをしてくれたんだ」「命をもって償いを」　京アニ放火殺人事件・裁判で被害者遺族が意見陳述

京都アニメーション放火殺人事件の裁判員裁判で、被害者遺族の意見陳述が行われ、「命をもって償ってほしい」と述べた。

青葉真司被告(45)は4年前、京都アニメーションの第1スタジオに放火し、36人を殺害した罪などに問われている。

27日から量刑に関する審理が始まり、青葉被告は「後悔が山ほど残る事件になった」などと話した。

29日、この事件で娘を亡くした父親が意見陳述を行い、「なんてことをしてくれたんだ。どうして娘がこんなことに巻き込まれるのか、理解も納得もできない」と述べた。

そして、「被告人には命をもって罪を償ってほしい。被告人に謝罪や反省は求めません。謝罪や反省で償える犯罪ではないからです」と話した。
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