【朗報】縄文人と弥生人、仲が良かった

福岡県糸島市・新町支石墓群
弥生時代初期のﾄﾞﾙﾒﾝ(支石墓)群。
ﾄﾞﾙﾒﾝとは渡来系弥生人の埋葬文化で、中に埋葬されるのは集落の支配者層であり古墳文化の前身。

この新町支石墓群のﾄﾞﾙﾒﾝの中からは、低顔(彫りが深い)・低身長・中頭・鉗子状咬合の縄文人的な特徴を持つ人骨が出土。
つまり渡来系弥生人は縄文人を支配者として認めていたことになる。
この発見は、渡来系弥生人による縄文人征服説が主流だった当時の考古学会を驚かせた。

http://kofunmeguriwalking.web.fc2.com/shinmachishisekibogun.html


山口県下関市 土井ヶ浜遺跡701号人骨
土井ヶ浜遺跡は渡来系弥生人型人骨の基準産地であり、渡来系弥生人の人骨しか発見されないと思われていた。
しかし1982年の発掘調査では、低顔(彫りが深い)・低身長・中頭・鉗子状咬合な縄文人的な特徴を持つ埋葬人骨が出土した。
701号人骨と名付けられたこの縄文系弥生人は、他の渡来系弥生人と一緒に埋葬されており集落に受け入れられていた。
https://www.sankei.com/smp/region/news/141010/rgn1410100096-s.html